【大ピンチ】起業直前で、問題発覚!進むべきか、退くべきか、大幅な方針変更!?(後編)

私は、創業日を「令和7年4月1日」と決めて、起業の準備を進めてきましたが、前回のブログの通り、その直前で、問題が次々と起こりました。
そんな中、私が下した決断についてお話します。
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このブログは、不安とリスクと戦いながら起業を目指す、会社員の実話です。起業を通して一人の人間が成長していく様子を見ていただき、それが誰かの励みになることがあれば、最大の喜びです。 |
「起業を目指す会社員」に襲いかかる問題
私は、開業日を「令和7年4月1日」と決めて、起業の準備を進めてきましたが、起業を3か月後に控えた2025年の元旦、前回のブログの通り、2つの問題に悩まされていました。
「身体の不調」と「仕事上のトラブル」です。なかなか改善の兆しが見えず、正直に申しますと、精神的にどん底まで沈んでおりました。
2年半もの間、じっくりと温めてきた起業プランを、直前でストップしなければいけない、絶望感を強く感じていました。
いっそ全ての問題を無視して、起業まっしぐらに進めていこうか、という考えもよぎりましたが、後先考えると、怖くなりました。
最悪の事態も想定しました。
会社を辞め、起業→身体の不調→仕事ができず無収入→家族の心配がプレッシャーとなり、精神状態も悪化→身体の不調が悪化・・・
負のループが思い浮かびました。
正直に言えば、起業の不安に打ち勝つだけの体力や気力が削がれて、不安が勝っていたのかもしれません。
そして、ついに決断!

病気もピークで、布団の中で悶々としていました。もちろん、悩んだところで、良い答えなどないので、その悩みはループして、尽きることもありません。治療中で、身体が動かないせいで、悩むしかなくりました。
そして、あまりにも悩み過ぎて、もうそんな自分が嫌になって、私は、思い切って開業届を提出することとしました。
呼吸もまともにできない状態でしたが、何とか開業届をパソコンで作成して、オンラインで提出しました。
半分ヤケクソな感じでしたが、かくして、私は、「起業を目指す会社員」→「起業をした会社員」となりました!
ついでに申しますと、開業日は、「令和7年4月1日」→「令和7年1月1日」となりました。
といっても、会社を興したわけではなく、個人事業者として開業届を出したにすぎませんが、私は、組織とは独立した形で、自分で全ての責任とリスクを負う形で、一つの事業を始めることにしました。
「弁護士顧問料事件」という有名な判例があります。これは、給与所得と事業所得の区別を明らかにした判例ですが、そこでは、私の心に刺さる名文があります。
「事業所得とは、自己の計算と危険において独立して営まれ、・・・」という、事業(所得)とは何か?という定義が明らかにされています。固い表現ですので、わかりにくいかもしれませんが、いわば「個人の事業とは、自分自身で予測や計算、決定をし、そのリスクも背負いながら行う経済活動」というようなことが書かれております。
この文章を初めて見たときは、ぞっとしました。「やっぱり、事業って危険だ!」わかっていましたが、安定した会社員とは違うということを突きつけられ、小心者の私にはうっときました。
しかし、同時に「なんて、潔くて、かっこいい生き方なんだろう。」とも感じました。自分で考えて行動し、良い結果も悪い結果も全て、他の誰でもなく、自分が受け止める。これが、私が望んでいた生き方なんだと思いました。
私が出した開業届は、まさに、自分の生き方を変えるような一歩だったのかもしれません。
とういうわけで、「会社員」と「士業」の二刀流生活が始まりました。

体調の問題と仕事上のトラブルから逃れることはできず、結果的に、会社員を続けることにしました。
しかし、同時に、士業事務所を開業し、個人事業者としての活動も始めています。
隙間を見つけては、必要な備品もソフトも準備し、身体の不調に抗いながら、名刺もパンフレットも、何とか準備をしました。
元々、会社員生活がマルチタスクの極みのようなものですから、そこに、更なる負担を強いる苦行。
私の脳はかなり悲鳴をあげていますが、会社員生活では、周りに甘えることも覚え、速やかに仕事を行い、家に帰れば、自分の世界で即断即決して、仕事の準備を進めています。あと三年耐えれば道は開けると、勝手に決めて、頑張っています。
そんな最中、初めてのお仕事が舞い込んできました!(依頼主の方、本当にありがとうございます。)
まだ、誰にも開業の報告をせず、ひっそりと始めた士業事務所ですが、突然、お電話がありました。それは、以前に受賞した研究賞にまつわるお仕事です。研究の副産物として、私にある仕事が舞い込んできました。詳しくは、後日書きます。
(そういえば、その研究賞を目指していたころに、研究が仕事につながることがあるかもと書いていました。)
半年後のお仕事ですが、苦しんでいるだけに、本当に本当にうれしいお話です。
私は、人生にもホメオスタシス(恒常性)があるのではと思っています。
まさに、そんな苦しみの分を癒してくれるようなとてもうれしい仕事の依頼でした。
こうして、私は、未知の領域(会社員と士業の二刀流)を少しずつ歩んでいます。悩みながら、苦しみながら、それでも歩みを止めないように。。
今日もご覧いただきありがとうございます。(開業まで開業して54日)