会社員が起業を目指し奮闘する実話です。「私の人生に足りないものが何か」についてお話します。このブログは、起業の不安とリスクと戦う、現在進行形の実話です。起業までの過程を通じて、会社員が成長していく様子を見ていただき、誰かの励みになることがあれば、私にとって最大の喜びです。 |
今日も見ていただきありがとうございます。
今週は、現職での仕事を通じて、いろいろと感じることがあったのですが、そのモヤモヤのおかげで、私の人生にとって「とても大切なこと」がわかりましたそれは何か?とお話です。
自分で決められない苦痛を味わう。
今週一週間を振り返ってみますと、自分の意見を抑えて、周りの変な意見を受け入れなければいけないことが多くありました。(答えがわかっているとき、結構きついですよね。)
どう考えてみても、「これはおかしいぞ」とか、「いろいろな人からクレームが来そうだな」とか、「グレーだな」と思ったことでも、会社の決定には従わなければいけないので、何ともつらい展開になりました。
(こんな私でもありがたいことに、役職が上がったとは言え)最上階の方との関係性はいつまでも変わらないものでして、日々、おかしいなあと思うことでも、いったんは受け入れてやってみないといけないのです。
もちろん、やばい決定であれば、私にとっての「伝家の宝刀」を抜く場面もあります。
①普段は従順に過ごし、大事な局面だけ声を上げる。オオカミ少年の逆パターンで、「あいつがたまに言うことなら、聞いた方がよいかも。」と思わせる。
②否定をしたがる傾向の人には、逆のパターンを提案し、本当に得たい答えを引き出す。
などを実践しておりますが、これは、あくまでも最後の手段で、実際には、
③一度言われた通りにやってみて、問題が起こりそうになって、ようやく本当の選択肢にたどりつく。
といった、なんとも無駄な展開を経て、自分の意見を受け入れていただけるようになります。
社会人の宿命なのだろうか。
多かれ少なかれ、これは、きっと組織に所属している人の宿命なのかもしれませんし、組織に所属していなくとも、誰から仕事受けている以上は、こうしたことは必ず経験するものかもしれません。
ただ、最適解がわかっている局面でも、変な考え方に従わなければいけないケースって結構つらいものですよね。
そんなふうに、これまでを振り返ってみて思ったことは、自分の人生には「自己決定感」があきらかに不足していることです。
私は、「自分で決め、自分で行動する」という感覚(自己決定感)が、日中はほぼ失われています。きっと、自己決定感こそが、自分を生き生きとさせてくれたり、毎日の生活を充実させてくれるのだろうと思います。
もちろん、自分の判断が全て正しいなんてことはありませんので、自分の判断の結果が良くない場面も経験するだろうと思いますが、自分で決断したことによる充実感、達成意欲が、次の行動につながることを考えれば、トータルでは必ず仕事にもプラスになるだろうと思います。
起業を通じて、自己決定感を取り戻す!
私は、自己決定感をもって、残りの人生を贈りたいと決意しました。私の性格上、争いを避けたり、人の機嫌を損ねないようにとばかり考えて、だれかの意思決定を尊重しすぎることが多くあります。しかし、それが行き過ぎて、気づいたら、自分の人生の主導権を人に預けているような感覚もしています。
私は、「自分の理想を追求し、人に喜ばれる仕事を、自分の決断で即実行したい」という思いをもって、令和7年4月1日に開業します。
そのとき、良くも悪くも、全ては自分の責任として、何ら言い訳もできない状況に突入していきますし、なかなかうまくいかないことも多発するだろうと思います。したいことだけをしているわけにもいかないだろうと思います。
ただし、それも含めて、全て自分で考え、行動すること。それが私にとっての幸せなのだろうと、会社員を続けていて、行き着いたのです。(個人の感想です。)
今日もご覧いただきありがとうございます。(開業まで668日)