起業を目指す会社員(実録・不安との2年半の戦い)

令和7年4月1日に起業を目指す会社員です。家族と住宅ローンの不安に打ち克ち、起業を目指し、独立開業準備中の会社員です。

【たまには良いかも】遅読、精読のススメ

 

このブログは、会社員が、起業を目指し奮闘する実話です。不安とリスクと戦いながら、起業を成功させ、早く事業を安定させることを目指しています。その過程を通じて、一人の人間が成長していく様子を見ていただき、それが誰かの励みになることがあれば、私にとって最大の喜びです。

 

今日も見ていただきありがとうございます。

ここのところ、起業準備に比べて、研究活動のウェイトが高くなっています。その関係で、様々な書籍や論文を読んでいます。今日は「遅読、精読」について書きたいと思います。

 

普段は、速読・多読中心

普段は、起業やスキルアップ等に関する本を読んでいて、以前にもご紹介したように、速読・多読タイプです。一つのジャンルに関する本をいくつかサラッと読んで、内容を理解するようにしています。

一般に販売されている本は、イラストや表などあって、とてもわかりやすく書かれています。また、1回ですべて理解できなくても、いくつかの本を読む中で理解が深まるので、普段は精読はしていません。とにかくたくさんの本を早く読むことを意識しています。

そして、そんな形で速読をしていたら、こんなメリットもありました。

研究活動は、精読の繰り返し。

理系分野は違うと思いますが、私の専門分野の研究では、様々な参考文献にあたって、精読を繰り返す形となります。正直に言って、一度では理解できない文章ばかりで、なかなか頭に入ってきません(涙)

そこで、何度も何度も同じ文章を読んで、次の文章に進むという形となります。ときには、1ページに読み進めるのに、1時間近くかかることもあります。しかし、その反面、1つ1つの文章(言葉や文脈)をしっかりと読み取る、良いトレーニングにもなります。

ある文章では、その文章のみでは正確に理解できず、その文章に書かれているものの背景にある歴史や趣旨を確認して、ようやく意味が理解できたというものもありました。

学校の「国語」で学んだこと


私は、社会人になってはじめて、「国語」の持つ重要性を痛感しました。国語は全く勉強しなくても何点かはとれる科目かと思いますが、侮れません!

私の個人的な見解ですが、国語では、日本語で書かれていることを、一般的にどのように解釈するべきか、それが問われているような気がしています。自分がどう感じるかというより、このような言葉と文脈で書かれている場合、日本語としてはどのように理解すべきか、を学ぶものだと勝手に考えています。(間違っていたらすみません。)

それができないと、社会人になって大変困るところも何度も見てきました。例えば、面接で問われている質問と全く違う答えをしてしまう、とか、頼まれた仕事を正しく理解できず勘違いしてしまうとか、どうもこれらは国語力の影響によるものだと思っています。(かくいう私も国語力を磨かなければいけませんが。)

話は変わりますが、以前、フレンチのフルコースを食べたときに、普段の早飯と違った良さを感じたものです。ゆったりとした時間の中で、素晴らしき母国語(日本語)と向き合うのも悪くないかもしれません。

今日もご覧いただきありがとうございます。(開業まで860日)